DMAEとは:
DMAE(Dimethylaminoethanol)は本来は人の頭脳の中で作られる物質です。アセチルコリンの前駆体であるコリンが、神経伝達物質であるアセチルコリンに体の中で変化する際に使われると考えられています。DMAEが豊富に入っている食品としては魚類があげられます。魚といえば、一般的に頭を良くするといわれますが、DMAEは脳の中枢神経を活発にすることから、サプリメントとしても摂取されています。
DMAEの肌への働き:
DMAEの肌への作用は通常のアンチエイジングの抗酸化物とは少し違います。DMAEは抗酸化の働きがありますが、それは細胞膜を安定化することにより、肌を紫外線やストレスなどのダメージから守り、栄養分を内側に保ち、肌の老廃物排出作用をスムースにします。DMAEは肌の表面だけでなく、その下の筋肉の部分にも働きかけます。通常、年を重ねて肌がたるんでくるのは肌の下の筋肉のゆるみが大きな原因でもあります。筋肉を動かすとき、神経の伝達が起こりますが、長年の紫外線ダメージ、ストレス、栄養バランスの崩れなどによって神経伝達のバランスも崩れ、顔の筋肉自体も弱ってきます。神経伝達物質であるアセチルコリンに体の中で変化する際に使われるDMAEを塗ることにより、弱った顔の筋肉を回復し、ゆるみやたるみを改善します。DMAEは食品にも含まれている成分ですので、体にも安全です。
DMAEの即効性と持続性:
DMAEは即効性が特徴で肌に塗ると数分で効果が現れます。ペリコン博士の実験では、17人の患者の顔と首の半分にDMAEクリームを塗り30分経過ののち、皮膚科医師とコスメのスペシャリストにDMAEを塗った部分とそうでない部分を比べてもらいました。その結果、DMAEを塗った部分はわずか30分で全員のスキントーンが明るくなり、肌の引き締め効果が見られました。DMAEを一回塗ったのち、効果は24時間の持続性がありました。また、DMAEを長期にわたって使用し続けた患者からはあごのラインが引き締まった、目の周りのたるみが引き締まりしわが薄くなった、顔全体がすっきり細くなったなど、肌のはりや引き締め効果が長く持続することもわかりました。
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