ピルビン酸は梅などに含まれる有機酸で、新陳代謝を促し、悪玉菌の働きを抑え、整腸作用があるので下痢や便秘を改善する働きを持っています。また、ピルビン酸塩(緩衝型ピルビン酸)は、体内で炭水化物とタンパク質が代謝される際に生成される物質で、減量促進効果を持っています。
ある臨床試験では、太り過ぎの成人に対してピルビン酸塩を一日に22〜24グラム投与した場合、投与しなかった人と比べ体脂肪の減少がより促進されたことが確認されています。また、6〜10gのピルビン酸塩摂取と運動プログラムを組み合わせた3件の比較試験においても、体重と体脂肪の減少に関する同様の効果が報告されています。
ピルビン酸 カルシウムに含まれるカルシウム:ピルビン酸
カルシウムに含まれるカルシウム(Ca)は骨を丈夫にするだけでなく血液、筋肉、神経にも重要なはたらきをします。例えば、脂肪の代謝を促進させたり、酵素を体内で製造し、腸の働きを整えたり、最近の研究ではカルシウムの摂取により生理前不安定症状(PMS)を和らげる効果も認められています。カルシウムは育ち盛りのお子さんだけでなく、女性、高齢者とすべての年代に必要な栄養素です。 |